2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

くだらない人生の終わりに

帰国した。色々なことを考えながら、帰りの飛行機の中では丸一日、寝ることもなく過ごした。 誰にでも、憧れる場所があると思う。それは人それぞれに。僕の最後の4ヶ月のアフリカ大陸と南アメリカ大陸の旅行は、それを叶える旅でもあったかもしれない。 例え…

最後の晩餐

そして、最後の夜、一緒にロライマ山に登った、カナダ人、スティーブとの再会。いやー楽しかった。非常に。吐きそうになるまで飲んだのはいいとして、リトルイタリーのあたりに住んでいる彼の家の近くで寿司を食いに行ってんけど、これがなかなかうまかった…

十数年ぶりのナイアガラ瀑布

ナイアガラ観光。実はここの土地、10年ほど前に訪れた事があり、再び訪れるとなにか改めて思い出すこともあるだろうと思っていたりもした。 滝の迫力はイグアスの滝ほどではなかった。けれど、流氷のように見える分厚い雪の中にある滝って言うのが初めてで、…

TRONTO IN CANADA

トロントに着いたのは朝の5時くらい。2日間のトランジット。気温はマイナス2度。昨日までビーチにいたのに・・・などと思いつつまちに出る。すると、バスの中でみぞれが降り出す。本当は1日目にナイアガラ瀑布を見に行って、2日目にトロント観光をしよ…

旅の最後はビーチで

昼過ぎまで、ビーチでシェイクを飲みつつ、ボーっと。昨夜はスイス人と、最後の夜だぜーって、飲み過ぎて吐きそうになりながら気付いたらバターって宿で寝ていました。 贅沢な時間。 昼からは、プエルタラクルスまで乗りあいタクシーで行き、平和そうな雰囲…

滝の次はイルカ

そして、ツアー明けでたった4時間の夜行バス。ツアーの後は決まって夜行バスに乗っている自分がいるなあ、と思いつつ。ベネズエラについてから、どうしても見たくなったのがカリブ海。残る2日の日程でそれを叶えるために訪れた小さな漁村。それがサンタフェ…

蛇足

ツアー3日目は帰るだけのつもりやってんけど、旅行代理店の手違いプラス、こちらのしっかり要望が伝わってなかった事で半ば強制的に遊覧飛行のオプションが追加されてた。ほんまは、話をしてから決めたいとうてたのだが・・・まあ、結果は60ドルの追加料金。…

世界最長の滝を見た

昨日の午後と、今日の午前中とやたら水しぶきのかかるボートに揺られ、さらにジャングルっぽいところを1時間くらい歩いてついに見た、エンジェルフォール。 乾季は水量が少なくて、迫力が無いと聞いていたのだが、とんでもない。見ごたえ十分。僕の中では完…

滝の裏側へ

シウダーボリーバルに来た理由は、ここから世界最長の滝、エンジェルフォールのあるアウジャンテプイに一番安く行けるから。アウジャンテプイに行く交通手段はセスナ機などの空路のみで、一番最短の飛行距離で行ける空港がシウダーボリーバルから近い事が安…

Ciudad Bolivar

そして、トレッキングの疲れを癒すヒマも無く夜行バス。バスもブラジルに比べたら値段は三分の一くらい。それでバスは何気に3列シートのファーストクラスみたいな豪華仕様。さらにダウンジャケットを着てても寒いほどのエアコンをかけるサービスつき。(ま…

短編小説、ロライマ山 7/7

そのうち書きます

短編小説、ロライマ山 6/7

いつか書きます

短編小説、ロライマ山 5/7

朝起きて、すぐに分かった事がある。それは、自分が軽い風邪をひいたと言うことだ。夜の間中、岩をつたって落ちる水の音を聞いていたので、外は雨かとも思ったが、そこには奇麗な朝焼けがあった。すぐにテントを飛び出し、洞窟の外へ出た。僕が見たのはなん…

短編小説、ロライマ山 4/7

夜のうちにパラパラと降っていた雨も、朝にはすっかり上がっていた。ただ、これからいよいよ登ろうというロライマ山にはしっかりと霧がかかっていて、すぐそこに見えるはずの山の頂上さえ見えないといった状態だった。登っているうちにそれが晴れてくれる事…

短編小説、ロライマ 3/7

6時くらいに目が覚める。朝ご飯の後、リカルドはガイドを待つこともなく、一人で先にロライマ山へのトレッキングを再開していた。彼の風貌は、海原雄山をアウトドア派にしたような風貌で、長い髪とサングラスがよく似合っていた。そして、それはイカつかった…

短編小説、ロライマ 2/7

初日、8時半に旅行代理店のオフィスに集合。定刻に来たのは僕とカナダ人のスティーブという30代の男と、デンマーク人のマイコという50代のオヤジ。9時ごろにアルゼンチン人の若い夫婦がやってきて、10時ごろにようやく最後の一組、スペイン人の男二人、ル…

短編小説、ロライマ 1/7

ブラジルのマナウスからバスを乗り継いで着いた先はベネズエラ。ついに来た。南米最後の国に着いた僕。町の名前はサンタエレナデヴァイレン。この町に来た理由は他でもなく、ロライマ山で6日間のトレッキングに挑戦するため。でも、実はそれを決めたのはほん…

アマゾン河の流れのように

夢にまで見たアマゾン河。僕の中で、アマゾン河とガンジス川が思いいれのある二大河川。ガンジス川はずっと前に訪れたし、アマゾン河も来れた。さしあたり悔いはないよ。最高です。 でも、アマゾンツアーはそんなに面白くなかった。ジャングルの中でキャンプ…

なにくわぬ顔のワニ

ジャングルツアーの定番のイベント、カイマン(ワニ)ウォッチング。ガイドのおっさんが、手づかみでワニを捕まえようとするも、一回目は失敗。二回目は、なんと、槍みたいなモリでワニを刺して捕まえるるではありませんか・・・そいつ曰く「ノープロブレム…

Amazon.jungle.br

ジャングル。夢にまで見たアマゾンのジャングル。いやー、言い切ってしまうと本当につまらんかった。非常に、普通でした。まあ、確かに、切り口からやたら水が出てくる木であったり、でっかいゴムの木であったり、蟻塚とか、やったらでっかい木やらなんや色…

ジャングルキャット

アマゾンのジャングルキャット、つまりジャガーに激しく憧れている自分。会えましたよ。まあ、行ったところは動物園やけど・・・ジャングルにもこれから行くんやけど、ジャングルの中で、ジャガーをみる事はほぼ不可能と、聞いたのでな。ここは、軍が動物を…

飛んで、Manausu

リオから、2河川が合流しアマゾン河が始まるところ、マナウスのまちへ。リオからここへは、バスで下流のベレンまで50時間、ベレンからマナウスまで船で120時間っていう最短8日くらいのコース。このアマゾン河を6日間かかけて移動するって言うのに、憧れ的な…

身に染みるリオの夜景

5日間居たけど、なんか色々あって慌しかったリオも終わり。個人的にはあまり好きではなかったかなあ。良いところなんやろうけど、自分の性に合わないところでした。ナイトライフとビーチのまちって言う感じ。 締めくくりに、パンジアスカールって山にロープ…

熱気とサッカー、バスコダガマ

マラカナン球場って言う名前は、大してサッカーに興味がない僕でも知ってた。試合のない日には選手の控え室とか、フィールドを見学できて、たまたま時間があったので行ってんけど、ひっそりした球場はあまり魅力的なものではなかったかな。 けれどこの日は、…

リオのカーニバル

リオに来た最大の目的、それはカーニバル。リオのカーニバル!カーニバル自体は1週間前に終わっていて、この日はチャンピオンズパレードが行われる日。つまり、リオのカーニバルの優勝者たちのパレードが見れる日。さすが、迫力十分で最高やった。 雰囲気的…

Rio de Janeiro

雛祭りか。。。また、1年たったのか、なんて思う。 リオのビーチ。海は大して奇麗でも無く、人がうじゃうじゃ。独りで来て楽しい場所ではないかもねえ。水着のお姉さま方は、見ていて飽きるものではないのですが・・・そんなかんじで、コパカバーナ海岸、イ…

Rio de Janeiro

そして、リオデジャネイロ。1月の河と言う名前の都市。リオって河って言う事なんだね。小学校の頃、同じクラスにリオっていう名前の双子の女の子がいて、その子の苗字に河の字が入っていたなあ、なんて思いながらコルコバードの丘へ行く。キリストの像がある…

Barrio Oriental in San Paulo

んで、夜行バスでサンパウロ。そこのリベルタージの東洋人街。見ての通り、京阪駅前の桃山商店街のような雰囲気がそこにはあります。なんともなんとも面白かった。まるで、外人になって、日本に言った気分やった。日本のようで、何か違う、不思議な感じやっ…