旅の最後はビーチで

またりとな

昼過ぎまで、ビーチでシェイクを飲みつつ、ボーっと。昨夜はスイス人と、最後の夜だぜーって、飲み過ぎて吐きそうになりながら気付いたらバターって宿で寝ていました。
贅沢な時間。
昼からは、プエルタラクルスまで乗りあいタクシーで行き、平和そうな雰囲気だったのでプエルタラクルスをバックパックと一緒に一回りした後、バスで隣のバルセロナのまちへ。(紛らわしい名前ですね)
そこから空港へ向かい、カラカスへフライト。
バスでたった5時間のカラカスへわざわざ空路で向かうのは、2つの理由がある。まず、カラカスの治安にビビって、飛ばしたかった。それと、今、カラカスの空港と市内を結ぶ唯一の橋が崩壊して、町から空港までタクシーで40〜50ドル、時間にして2〜3時間かかると聞いた事。(空港で再確認したら、今は側道が出来て、いくらか改善されているらしい)
まあ、カラカスの都市自体にも大して興味も無かったので、そんなこんなで飛ばす事にした。カラカスに行っていた旅行者の話を聞いていると、夜以外はそこまで危なくも無い雰囲気らしいけど。でも、治安が悪いと言われる国で、2か月分の写真を抱えて空港までバスに乗ったりすることが僕には出来なかった。町から空港までタクシーに乗るくらいなら、空路でカラカス空港に直接行っても金銭的には大して変わらない。写真を守りたい一身で僕は空路を選んだ。
思えば、南米旅行中、強盗や盗難などのトラブルは全くなかった。唯一の失態は、カラカスの空港で、気付いた時には空港職員に僕のボールペンを持って行かれていたくらいだろうか。そう言えば、カラカスの空港では、チェックインの時にエアカナダの職員がやたらと空港税、55ドルを払えと言ってきたりもした。日本で買った航空券にはそう言うものは含まれているはずなので、徹底的に反論したら、何かを確認する仕草を僕に見せた後、はらわんでいいって言ってきたんやけど。ただ、彼が間違えただけなのかもしれんけど、なんか胡散臭かった。「クレジットカードは使えない。キャッシュのみ受け付ける」って言うのもなんか胡散臭かった。まあ、イタリア人系の名前のロンゲの職員がもう一度同じ事を言ったら、警察に突き出してください。そういや、聞くところによるとベネズエラは警官が腐っているらしい。賄賂を要求してきたり、荷物検査と称してお金を盗ったりするらしい。僕がバルセロナで会った婦人警官は親切やったけど。(親切って言うか、求婚された)
そんな感じで、深夜、カナダのトロントへ向けてカラカスの空港からフライト。バイバイ、南米。最高の時間をありがとう。