Ciudad Bolivar

ギャングだらけ

そして、トレッキングの疲れを癒すヒマも無く夜行バス。バスもブラジルに比べたら値段は三分の一くらい。それでバスは何気に3列シートのファーストクラスみたいな豪華仕様。さらにダウンジャケットを着てても寒いほどのエアコンをかけるサービスつき。(まじで寒すぎた)んで、着いた先はシウダーボリーバル。日曜日のまちは店もほとんど閉まっていて本当にひっそりとしている。さながらゴーストタウンような雰囲気。そして、ベネズエラはコロンビアを抜いて南米で最も治安が悪いところと言われている。その噂だけで十分怖いのに、ここの街中ではタクシーをはじめ、多くの車が中古のアメ車。おどろおどろしいエンジン音を立てながらインパラなんかがやたら走っている。もはや全員がギャングに見える。怖い。非常に怖い雰囲気をかもし出しております。このまち。
さらに、この国ではアジア人の地位がやたら低く、今まで言ったほかの国ではなかったアジア人差別が結構ある模様。町中を歩いていると、「チーノ、チーノ」とアホそうな男とかに声をかけられたりもする。僕は、そいつらにとりあえず、「シーネ、シーネ」と応戦していたけれど。これでおあいこ。でも、そんなんいうてくるけど、「写真撮ってとってー」みたいに言われることもあるし、片言で話すと結構楽しかったりもして・・・まあ、なんていうか、個人的にはエジプト人と似てると言うような印象をもったけれど・・・まあ、それプラス流暢な英語で馬鹿にしたような事を言ってくるエチオピアのクソガキよりは随分タチはいいかも知れない。
まあ、自分の気持ちに余裕のある時は、そんな馬鹿は大した問題ではないのです。余裕のある時なら。
あと、中華料理屋が結構ある。がんばれ中国人。あなたたちののご飯は最高だ。