Stand by me

線路は続くぜ

クスコから、失われた空中都市マチュピチュのふもとの村、アグアスカリエンテスへと向かう。
そこへ行く方法はいくつかあるが、基本的には、インカの遺跡を巡りながら5日くらいのトレッキングをするか、もしくは列車で行くかの二つ。バスなんかはないので普通の人には列車の独占市場で少しやっかいだったりする。
一番簡単なのは、ツーリスティックな列車で4時間弱で楽々と行く方法。これは往復500ドル近いばかげた物もあり、一番安いのでも往復65ドル。いちばん安いのでも地元住民の10倍の値段を観光客は払わなくてはならない。ちょっとひどいよな。夜行バスが5ドルとかだったりする国なのに。
安くかつ、楽しく(?)行く裏ルートとして有名なのが「スタンドバイミー」する方法。それは、バスで行ける最後の村、オチェンタイドスまで行って、(バスは全部で2ドルで済む)そこから、線路の上を丸一日かけて30キロ、10時間近くかけて歩くのです。これは景勝列車の走るルートなので景色も期待できる。
でも、線路の上をひたすら歩くのはマジできついらしい。でも、3時間くらい歩いて、だるいなーと思ってたら、作業用の列車がやってきて、ヒッチハイクみたいに乗せてくれたりする事もあるようですよ。
僕がどの方法で行ったかは、ご想像にお任せ。