旅の終わり

僕の足跡

とりあえず、バーっと旅行のことを書いて、
一応一段落させておこう。

前に、まともに旅行中のことについて書いたのは9月2日か・・・なんか、書いたときのテンションが高かったんかわからんけど、気持ち悪い文章やわ。まあ、いつもやけど。



ヴェネチアから、バルセロナへ。それが9月4日くらい。その日付の写真でも見てください。
まーザグラダファミリアはやっぱりよかった。写真も二枚のっけてるけど、自分自身毎日見に行ってたくらいやわ。ミーハー旅行者として、建築者のガウディーのすばらしさにも気づきました。小さいころに写真で見たときは、なんやろこの、泥で造ったような建物は・・・って思った記憶があるけど、近くで見ると、いろんなところに亀とか、カメレオンとかスネールとかの彫刻が建物にくっついてたりして、普通に面白かった。
ガウディー亡き今の建設の監督は日本人らしいわ。すごいねえ。

闘牛も見た。トロスです。前回スペインに行ったとき見逃したから、今回は見たいなーっておもってたから見れてよかった。感想としては、端的にいうと、なんじゃこれ。。。っていう感じでもあった。
うまくいえへんけど、闘いというか、セオリーにはまった牛を殺すショーなんやなーって思った。それって当たり前か。見れてよかったし、一度は見たほうがいいと思うけど、一度でいいです・・・僕は。
殺された牛は闘牛場の脇で解体されてました。(牛肉の即売会とかはなかった)



んで、バルセロナからパリへ。
ここからちょっと旅のコンセプトが変わったわけやけど、まあ、色んな旅行のやり方があるんやなーっと思いました。楽しかった。

パリは結局5日間もいたのか…悪くないけどそんなに好きでもなかったな。フランスはパリしか行ってなくて、フランスの田舎にも行ってみたいと思った。ミーハーにモンサンミッシシェルとかも気になってたし。

僕ははじめパリにはあまり興味がなかってんな。俺のフランスのイメージはイヤミやったから。「シェー」のイヤミである。赤塚不二夫最高である。おフランスなのである。まあ、そのステレオタイプはよくないと言ってほんまに思ったがね。パリの現地にいる人らも、道聞いたらすごく親切に教えてくれる人が多かったし、聞いていたフランス人は冷たい、って言う印象は僕は感じひんかった。

まあ、血迷ったバックパッカーはディズニーランドパリも満喫してしまったわけだが、Its a small world には改めて感動。世界はひとつなんやなーと、しみじみ思う。これがウォルトディズニーのねがいなんやなあ、と。色んな国を見た後に行ったから、余計に感動的でした。

んで、ドイツに行くわけです。ロマンチック街道という、まあ、そういうところがあるわけやけど、その辺に行ってきた。ロマンチック街道の距離は東京〜大阪間ぐらいかね。その間にロマンチックな村が点在してる感じ。
ネーミングから馬鹿にしてたけど、このあたりはマジで良かった。お城も見れたし。ドイツ人のまちづくりへの情熱を感じました。

んで、ロマンチック街道からミュンヘンへ抜けて、ビールと白いウインナーを食べて、花の都フィレンチェへ。



最初、フィレンツェにはびっくりした。びっくりするくらい汚かったから。なにが、花の都じゃ! と本当に思った。ドイツのゴミひとつ落ちてないような村から来たのもあって、なんとも言えんかった。金城武、じゃなくて竹野内豊も登った(冷静と情熱の間ね。ケリー・チャンとね。僕は映画見てないけど。本も読んでないけど。)ドゥオーモのクーポラからの景色と夕日はきれいやったけど。このまちは遠くから見てこそ価値があるのかも。

日帰りで行ったピサは、まあ、傾いてる例の斜塔がありました。芝生とかも広がってって、そこに真っ白なドゥオーモとかもあってきれいやった。好き。

んで、次のローマもまあ、汚さとかが中々目立ったなーーー。コロッセオとか見たけど、あんまり。トレビの泉は思ってたより全然大きくて、ちょっと感動。まあ、あれ見て感動したって言うてる人、自分以外に知らんけど。バチカンのサンピエトロ寺院も素敵でした。


んで、ナポリ。ここまでイタリアを南下すると、完全にアジアみたいな空気になる。汚さと、交通渋滞のひどさはマジでインド並み。びびった。でもこの雰囲気、最高やった。ナポリは大好き。僕の中でイタリアはナポリとベネツィアが最高。
ナポリが好きなら、タイでもインドでもアジアに行くことをお勧めします。物価も安いし。



イタリアを通して残念やったことは、美術館にいけなかったこと。古い有名な絵画とかがめちゃくちゃある国やけど、有名な美術館は予約とかしとかんと簡単には入れへんほど混んでるねんな。バチカンの美術館は朝8時半の時点で列が500メートル、(少なく見ても300メートル)位できてた。まだ美術館開いてないのにやで・・・恐ろしいわ。ピークのシーズンでもないのに。

あと、この国は物価が質より高すぎるのではないかとも思った。ユーロ導入もあって調子こいて値上げしすぎ感がややある…


そして、ナポリからは格安航空券、easyjetでひとっとびでロンドンに戻る。その日は空港で寝る。ガトウィックエアポートのベンチの寝心地は最高で、8時くらいまで普通に寝てた。おはよう。

んで、友達のうちに2泊泊めてもらう・・・おおきに。前回もお世話になりました。

けったくそ悪いこの都市も久しぶりやと素敵に感じる。ビックベンは何回見てもかっこいい。1泊した後、ノリでバースっていうとこまでバスで3時間くらいかけて日帰り旅行した。韓国人の友達と。楽しかったというか、あわただしかった。。。

ともかく、飲みました。弱いくせにがんばりました。ビールは友達と飲むのがやはり一番うまいのだ。

さよならなんていわないで、ただ一言、ありがとうと言いましょう。別れ際にさよならなんてそんな悲しいこと言わないで。

んで、マレーシア航空で帰路に着く。マレーシアで3日くらいストップオーバーしてアジア料理を満喫する夢は、予算オーバーの壁に阻まれ、断念。しかし、悔しいのでわざわざ空港から一回出て、マレーシアの出入国スタンプだけは押しておいてもらったのでした。