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今年は、めちゃくちゃな一年にしよう。そう思いました。

高校2年生のときから恒例になってる先斗町の飲み屋でポン酒を飲みながら年を越したあと、違うバーへはしご。1時間後、飲みすぎで泥酔。明け方くらいに、すき屋で牛丼を食べて八坂神社に。毎年やるように賽銭箱に100円玉を投げて、釣り銭出てくる人生がいいと思ってみたりする。

そんで、おみくじをひくと「凶」。なんとなく、腑に落ちないので、恋みくじもひいてみる。なんとこちらも「凶」。大したもんである。「大吉」より「凶」のほうがなんとなく前向きで楽しい気はする。それにどうせ「凶」ならめちゃくちゃなほうが素敵。だから、今年の人生はめちゃくちゃにしてやろう。まあ、大吉を引いてても同じように思ってたとおもうけど。

まあ、「凶」と言われるのはある意味ですべてを否定されることである。宝くじで3億円当たったとしても、それが「凶」のことならそのお金が原因で人生をだめにしてしまうとか、何かしら良くないことなわけである。などと思いながら、年末ジャンボは300円以上のあたりはなかったのだが。

「まじない事は信じないけど、暗示にはかかりやすいんだ」と言うようなことを言っていたあだち充の水泳漫画、ラフの大和少年のセリフを思い出しつつ、意味もなく恐怖新聞の鬼形少年の「本式の降霊会ですか。それは興味がありますね」と言うセリフが頭から離れない。


「めちゃくちゃ」ってなんかドキドキするな。めちゃくちゃにしてもいいって思うと、なんか楽しくなってきた。でも、決してめちゃくちゃにされたくはないのだ。俺の人生をめちゃくちゃにするのは俺だけでいい。