バス。
イギリスのバスはノンステップバスが主流である。
ベビーカーを押してる人にもらくらくの床の低いバスである。
しかし、最近、このバスにはとんでもない欠陥がある事に気づいた。
それはクーラーがついていないと言う事である。それだけならまだしも、ヒーターが年中止まることなく動き続けていることである。エンジンの熱かなんかを循環させているのだと思う。
マジでぶっ殺したい。二階席の窓は馬鹿みたいに小さく、いつも全開なのだけれど、あまり意味を持たない。熱い。日よけの網みたいなのもない。

まあ、建物にしても、基本的に冬の寒さに対応した造りかたしてるから仕方ないのかね。クーラーのついてる家なんて見たことない。まあ、そこまで暑くないけど。今のところ。今週に入って、また気温下がってるし。
しかし、暖房はセントラルヒーターって言うお湯を循環させるなんともあったまりにくい気のする代物が各部屋に常設されている。

日本では吉田兼好だったかが、家を造る時は夏のことを考えましょう、冬はどこにでも住めますから。とか言ってたくらいで、多分、根本的な考え方が逆なのかもしれない。

こっちの家には網戸がない。幸運な事に、蚊は僕はまだ見たことがないのだが(多分、いないのかな・・・)、夜に窓を開けていると小さい蛾やら蝿は入ってくる。なんともうっとうしい。

まあ、真冬のロンドンを経験してない僕がいうのもあれやけど、ちょっと夏の暑いときは辛い。この国の考え方は。まあ、短い夏なのですが。日本は夏も暑いし、冬も寒い。それぞれに完璧に対応しようとした贅沢といえば贅沢な生き方をしてるのかなあとも思う。


まあ、「暑いって言う前に、お前のその革ジャン脱げよ!」とイタリア人が僕に言っていたのは先週のこと。