けいおん!電車

私は鉄道オタクではない。ましてやアニメオタクでもない。
ただ、近所で面白そうなことをやっていると聞いたので見に行っただけである。
まあ、見に行きたいと思った時点でライトオタクなんだろうが。
ともかく、けいおん!の京阪電車に乗って来たのである。


電車の側面、内装すべてがアニメ尽くし。
そんな電車に乗ったり眺めたりする客層は様々。
アニメ系の人は電車に乗りながらコンデジで車内などを撮影。
撮鉄系の人は、いかつすぎるほどの望遠レンズを一眼レフにつけて、外からシャッターチャンスを狙ってる。
普通に電車を利用している人もわずかだがいる。(本来の顧客なんだが・・・)


電車の中で、50歳くらいの見るからにオタクなんだろうなあって思われるオジサンが、
一緒にいた30位の女性に「お兄ちゃん」って呼ばれていたのが気になって、気になって仕方なかったりもしたが、
まあ、電車は普通にに街中を走るのである。



ちなみに、私は写真好きだが、枠をはめるなら旅人系の写真好きである。(今、考えた。ていうか、もっと旅したい)
そんな私でも薄々気付いていたのだが、なんていうか電車の写真撮るのって、ものすごく難しい。
格好よく撮れない。
撮鉄。不滅の人種。時刻表をバイブルとし、一日に一度しかないようなチャンスを虎視眈々と狙い、
一瞬のシャッターチャンスを置きピンで狙ったりする。
そういった(私の想像する)撮鉄。 自分で電車の写真を撮ってみて彼らの写真の出来栄えの高さをちょっと尊敬してみた。
そんな日でした。
(ていうか、この写真含めて自分が撮った写真がしょぼすぎて嫌になったのです・・・)


それと、ラッピング技術の高さに支えられながら、
オタク文化をどういうスタンスにせよ楽しめる世の中なんだなあと思った次第でした。
こんなんで地域経済がちょっとでも活性化したら、それはそれで素敵じゃない。



来年の今日も、この先もずっと平和な写真が撮れる日でありますように。