ゴミ処理

僕の重さ

こないだ、ゴミ処理場へ行ってきた。ずっと前の一人暮らしの時に使ってたベッドとか、家中から大掃除で出てきたゴミを捨てに。重量は、大体、僕一人分くらい。費用は表記の通り。
ポイポイポイって、金属製のベルトコンベアに投げ捨てたらそれで終わり。いやな金属音をバリバリとたてながら、全てはゴミに。燃えるゴミの方は、ごうごうと燃え続けてる。燃えないゴミは、どこかへ埋められに行く。ゴミ処理場に行くと、何時までも今みたいな生活は続かないのだろうなと、普通に感じる事が出来る。本当は、この先、このゴミがどこへ行くかも見たいのだけれど。
僕は、嫌いなんだ。ゴミを出すのは。僕が自動販売機の前で、ジュースを買おうか悩むのは、僕がそれを買うことでゴミが出る事が嫌だから。リサイクルはすればいいと言うものでもない。リサイクルをするエネルギーの源は、石油や石炭や原子力だ。リサイクルよりも大切なのは、無駄なものを消費しないこと。この世界には無駄が多すぎる。
そんなことを、出しっぱなしにしたシャワーを浴びながら、ずーっと考える。ツーリングにも出かけるし、肉を食う。特別なことなんて何もない。
環境問題は時々、宗教と似てると、僕は思う。