写真について、完全な独り言。

今回も、一月ちょいの旅行で、4000枚くらいの写真をデジカメで撮りました。広角の写真も撮りたかったので、広角レンズをくっつけた一眼で36枚×4本のリバーサルフィルムも使いました。
なんか、前回のアラビア旅行のあとで、ほんまに、自分の撮ってる写真が陳腐でマンネリやとようやく気づき始め、このままではどうしようもないと思ったりしててんな。だから、新しい撮り方とか、いつもやらんようなやりかたをあえてやってみようとか、まあ、色々考えながらの4000枚でした。ラホールで、半日くらい写真にマジな人と一緒に行動したのは面白かった。僕とは違うものを撮ったり、同じものでも撮り方がずいぶん違ったから。あと、ノースパキスタンらへんでは、結構長いこと同じ日本人の人らと行動しててんけど、その中にも写真にマジな人がいて、その人の写真を見れたのも素敵なことでした。写真の雰囲気って、人によって違うんやなって改めて思った。その人みたいな写真も撮りたいと思ったけど、やっぱり根本的に僕が撮りたいやり方とは違うなって言う風にもしばらくして思った。僕の好きな写真は、多分、孤独な感じ。殺風景な景色。エグイの。グロイの。そういうのが多い気がする。そんで、雰囲気が寂しい写真が多いと自分では思っている。荒野とか砂漠とか分かりやすくて好きやわ。まあ、飛び跳ねながら笑ってる子供の最高の笑顔とかも好きやけど。でも、なんかそういう楽しそうなのは、ブログにはあまり載せようと思わない自分もなぜかいたりして。実は、ほんまに気にいった写真は出し惜しみしてたりするんやけどさ。ふふふ。
まあ、結局、何が撮りたいとか、偉そうに言うほど、偉そうなことしてナインやけどさ。まあ、写真を撮るしかないか。やさしい写真を撮りたいな。ちょっと高感度で、ざらついてるような写真。それと、2年前のデジカメにその辺で少し限界を感じてる。むう。また、道具のせいにしてしまった。まあ、フィルムの現像が仕上がるのも楽しみやな・・・