線路脇、細い通学路

なんかね、たまらない感じなん。わかるかなあ。わかんねえだろうなあ。
毎日が睡眠不足なんやけど、朝っぱらから黒いイヤホンを耳に突っ込んでさー。あの線路の脇の細い小道を歩きながら、例えばハイロウズの風の王とか不死身のエレキマンとか、ミッシェルのダニーゴーとか世界の終わりとか聞いたりね、それとかブランキーの左利きのBABYとかDIJのピストルとか聞いたり、あとはギターウルフのジェットジェネレーションとかオールナイトでぶっとばせとかを聞くわけ。あの頃聞いてた王道みたいな、ミーハーな感じのロックンロールを聞くわけ。通いなれた道の上歩きながら。
なんだろうなあ。なんや、俺って何も変わってへんやんって、少なくともイヤホンを耳から話すまでは思うんよ。あの頃みたいに革ジャンなんて着て無くて、水色のネクタイなんか首にしちゃってるわけなんだけれども。
まあまあ、それで、あの駄菓子屋みたいなとこのおばちゃんはご健在で、そんであの要塞みたいな白い階段を上がるわけ。前の女の子のスカートなんかは気にしないふりをしながら。

そう、そんなかんじなわけ。わかるかな。きっとわかるよね。今、そんなかんじなんよ。そんで、勢いでこんなつまらない文を書いてしまうくらいの、追い詰められた深夜2時なわけよ。
もうひとがんばり明日も6時起き。