しめしめとギャフン

相武紗季が、ミスドのCMで「しめしめ」と言っていました。
「しめしめ」と言う言葉を改めて考えると、普通は口にはしない言葉なのかもしれません。なぜなら、良く考えると「しめしめ」は、自分が何かいやらしい事、こすい事を考えている事がまわりにばれていない時に出てくる言葉だと思うからです。と言う事は、それを口に出してしまうと、その時点でばれていない事がまわりにばれるので、自ら「しめしめ」の状態をぶち壊してしまいかねません。以上の事から「しめしめ」は口に出して言わない方が懸命な言葉なのかもしれません、と言えます。少し「しめしめ」が、かわいそうになってきましたね。
私的には同類の言葉として「ギャフン」もあると思います。これを口に出すと、自分が意に反して誰かにやられてしまった事を周囲に露呈させ、負けを認めた事になります。口に出さないでこらえた方が懸命ですし、自分自身のプライドも守れると思います。そう考えると、「ギャフンと言わせてやる」と言う人がごく稀にいたとしても、実際に「ギャフンと言わされた」と言う人がいないことも頷けます。自分で言いながら、少し納得しました。

なんとなく、これを書きながら、「しめしめ」と「ギャフン」を声に出すことが流行れば素敵だと思ってきました。これからは私自身、率先して積極的に声に出して行く事にします。そんな機会があればですが・・・