動物園

しまうま

京都市動物園で、ホッキョクグマが飼育員を襲ったと言うニュースを見た。行った事のある動物園なので、「ああ、あのシロクマか・・・」という気持ちである。

動物園というものに疑問を持ったのは、いつからか。動物園を素直に楽しめなくなったのはいつからか。。。動物園は、動物を保護し、繁殖させるという側面も持つはず。動物園が種の絶滅を防いでいる事例もあるそうだ。また、様々な情報を一般に伝えることにより、種の大切さを伝え、動物を愛するという気持ちにつながるはず。しかし、そういう風に素直に思える施設がいくつあるのだろう。

琵琶湖の近くにある、わんわん王国がもうすぐ閉鎖される。僕自身、あそこへ言ったことはないのだが、そこで社員として働いてる友人からこんなことを聞いたことがある。その施設には獣医がいないそうだ。なんともいえない話である。

動物園といえば、北海道旭川市の旭山動物園に行ってみたい。動物の習性を積極的にとりいれ、より野生に近い状態で飼育、展示を行っている動物園である。日経ビジネスかなんかで見た2004年のヒット商品ランキングかなんかにも入っていてびっくりしたのだが、日本で数少ない(唯一?)来園者数が伸びている動物園だと聞いたことがある。

冬には毎日、離れた園内の餌場までペンギンが行進するらしい。これは冬場、子どものためにエサを遠くまで取りに出かけるペンギンの習性を考慮、利用したものらしい。雪の積もった動物園内を行進するペンギン。。。見てみたい・・・・・・



共存という言い方はおこがましく聞こえるわけだけれども、檻の中をひたすら往復するしかない動物はあまり見たくないのである。あのシロクマみたいな。