Holiday

移動しすぎ。

16日から30日まで、旅行してた。
国はスペイン、ポルトガル、モロッコ。
one day, one thingと言う素敵な言葉はどこにもない旅行。馬鹿としか言いようがないような忙しい旅行やった。one day, one city やった。
一日一日、話し出すときりがないので、どんだけアホみたいに移動してたかだけ書きます。


☆前半戦〜アンダルシアに憧れて〜


5月16日。
深夜3時家を出る。真島昌利がアンダルシアに憧れて、とかいっていたような気がするとか思いながら。朝一の飛行機で、スペインの南の端、Jerezに到着。隣に座ってたイギリス人が、今日はヘレスの祭り(フェスタ)の最終日なので、絶対に見るべきといわれ、それに従う。確かに最高。ついでに泊めてもらう。

17日。
朝一の便で、フラメンコの街Sevilleに向かう。
アンダルシアの娘は素敵だと思う。
夜行バスでリスボンへ。

18日。
ポルトガルの首都、Lisbon最高。奇麗な街や。第一印象がこんなに良かった街も珍しい。ユースホステル泊。

19日。
リスボン郊外、ヨーロッパ最西端、Cabo da Roca、と言う岬に行く。ファーイーストマンとして感慨深かった。
わが国のプリンスもちょうど同じ日にリスボンにこられてた模様で、NHKとかのカメラとキャスターとか見た。夜行バス泊。

20日。
リスボンに飽きたので、夜行バスでMadridに向かう。マドリッドはあまり面白くないという、台湾人旅行者の助言どおり、確かに街自体はいまいち。僕はピカソのゲルニカを見るために来たようなものやった。小さなころから知ってるあの絵は本当に色んな感情が込められてる感じがした。
しかしながら、夜はすごかった、恐ろしいほどの人が街中にあふれてた。ナイトライフの街という話は本当だった。バルで酒飲んでるのも良かったけど、折角やからと、ディスコに単身乗り込むもサンダルはいてる奴はお断りと入場拒否される。この上ない屈辱(笑)
夜に人が多かったのは、この国のプリンスの結婚式を明後日に控えてることもあったらしいが・・・テレビでわが国のプリンスも目撃。安オスタル泊。

21日。
マドリッド郊外、Segoviaへ。デイトリップ。有名なローマ水道橋が見たかったのと、ここの街のアルカサル(簡単に言えば城)は白雪姫の城のモデルになったと聞いて、意気揚々と行く。
しかしながら水道橋は荒野の中にでもあると思ってたら思いっきり街中にあり、現実を知る。個人的にはアルカサルの方が好きやったかな。マドリッドの安オスタル泊。

22日。
結婚式のお祭り騒ぎに巻き込まれたくなかったので、早朝、Granadaへ行く事にした。アルハンブラ宮殿。夜、格安でフラメンコを見る。なんか、フラメンコはアジアとかアフリカとかの声楽と通じるようなものがあるような気がした。思いのほか野性的。グラナダは長期滞在したい街やったかも。安オスタル泊。

23日。
グラナダでのんびりして、アンダルシアの田舎の「ホワイトビレッジ」って言われる村のひとつにも行くつもりやったけど、グラナダを一日ぶらぶらしたらなんとなく、もうこれ以上スペインはいいかな、と思ってしまい、そう思うとグラナダもどうでもよくなる。んで朝一のバスでAlgecirasと言う港町へ。目指せモロッコ。アルヘシラスから船でモロッコへ。昼過ぎ、モロッコの港町Tangierに着く。小説、「アルケミスト」の中でサンチャゴが泥棒に会う、例の港町タンジェである。しかしながらこの街に多くは求めてないので半日メディナをうろうろして夜行寝台列車でMarrakeshへ。



馬鹿みたいに駆け足だったヨーロッパをあとにして、モロッコでのんびりしようと心に決めて、後半戦に続く。