金は天下のまわしもの

購入から数年たつ、貰いもののパナソニックの洗濯機の調子が悪い。


お客様センターに土曜日深夜にメール。

日曜朝に、電話連絡がくる

月曜日に、リペアマンが自宅訪問してくる。状況確認。

祝日はさんで水曜日に、部品持参で再訪問。修理完了。


使用年数が短いのと、通常は起こらない不具合ということで、無償修理でした。
洗濯槽ごと新しくなったので、得した気分。
(修理が発生しないのが一番なのだが、こういうときの気分はそれ以上だったりする)

ビバ、一流メーカー。対応が迅速すぎ。
いくらか高くても、ちゃんとしたメーカーの商品を買った方がなにかあった時も安心だな、と思いました。




そして、少し考えてみる。
今回修理に来てくれた人の給料や、丸々新しくなった洗濯槽の部品代は誰が払ったのかと・・・
資本主義の世の中で、慈善事業で動いた人は誰もいない。・・・結局、購入者が払っていると考えるのが妥当なのだろうな。


なんだ、洗濯機を買った時に、修理代まで先払いしてただけじゃないか。(今回は、頂きものだったけど)
逆に考えると、修理されることなくに天寿を全うした洗濯機の持ち主も、そのコストは均等割りで予め払っている・・・
万が一故障した時の保険代(保証代)が、価格に上乗せされて売られているだけなんだなー。
企業側は、一定の割合で起こる故障に対応する費用も見込んで、価格設定を行おうとしているはず。


そう思うと、故障しない不具合を出さないものづくりが、企業にとっていかに大切で、
そういった努力もあるおかげで、今の価格で消費者は良品を手に入れられ、企業は利益を得られるのだとも思い。
また、万が一の体制を整える事で、信頼を獲得し、顧客を増やすのだな。


そんで、お金を使うことは、誰かにお給料を払っているということだと改めて思い。
高い商品代金の裏で、修理屋さんが給料を稼ぎ、部品屋さんが給料を稼ぎ、材料屋さんが給料を稼ぐ。
広告費、輸送費、燃料費を受け取る人も、携わるすべての技術者も総務も経理も社長も株主も。
なんか、お金ってすごいなあって思ったりして、話がずれまくって この話終わり。