僕は褒める,君の知らぬ君について,いくつでも

ココロニハナヲ

「生きている事なんて、死ぬまでの暇つぶし」と歌ったカズヨシの言葉は、「人の人生なんて朝には消えてしまう「夜つゆ」みたいなもんだ」と言っている浄土真宗と似たようなもんだと思う。「瞬き一つの間の一生」といったみゆきも同じかなあ。火の鳥を読みながら、ナメクジがナメクジのままであれば、命乞いもせずに素直に死ねただろうと僕も思う。
「人間って不思議なんだよね。幸せの中にいると、そのことに気づかないでいる。その逆もありえるけど」というベンジーの言葉に激しく同調する。


昨日の自分か、自分の周りにいる人との相対評価で幸せを感じるのは不幸かも。けれど、ダルフール紛争の真っただ中で生活しているスーダンの人たちに比べて、自分がどんなにマシかマシじゃないかなんて、何の基準にもならない。
幸せは、欲望分の実現。 幸せ=(実現/欲望) っていうのは、その通りなのかと思う。