おのぼりさんと、下々の民

今回の旅行は、部屋から出ないホテルから出ない、というのが基本コンセプト。そんで贅沢をしようという、おのぼりさん旅行でした。お土産用に買い物を少しした以外、ホテルの外での観光はゼロ。

まあ、好奇心を抑えきれずに、ちょっと外にでたら、タクシー運転手に適当にチップは渡すわ、ボケーっとしてたら両替詐欺に会うわ（非常に鮮やかな手つきで、まったく分かりませんでした。両替って言う、一番気をつけなあかん時のひとつでさえ、ボケーっとするくらい今回は気が抜けてたな。今まで、どの国に行っても一度もそんなこと無かったのにね。そんな自分の変わり方に感動。）で、まあ、今までの僕がしてきた旅行とはかけ離れた、ローカルへのサービスっぷりでした。バリって言うのも、人が良くて安全な国なので、余計にふわふわしていました。
「下々の民」では味わえない贅沢コースに侵され、浸る、にわか成金。いいカモですね。

たまには、こういう旅行も良いかもしれない。まあ、最初で最後かとも思うけど。
日本に帰ったら、一瞬で下々の民に戻りました。仕事が始まる事を考えるだけで、憂鬱や。社会復帰できるかな・・・という感じで。