ダハブ

たいやき

衝動とは恐ろしいものです。これもアッラーの導きなのか。
なにって、ただ今、僕はダハブでスキューバダイビングのライセンスの取得を目指して講習中なのです。明日のことは明日にしかわからない。それが旅。それが行き当たりばったり。
いや、海が呼んでいたのです。紅海が僕を誘ったのです。たこさんって言うインストラクターさんに偶然再会してしまったのです。
そして今日、初めて海に潜りました。水面を下からあんなに遠くに見たのは初めてでした。水面までの距離は18メートル。これが今の僕が潜れる限界の深さ。そこでは桃色珊瑚が手を振っていました。ミノカサゴが群れていました。ツノダシがいました。マサイマラの草原と同じように、それは小さなころに見ていた図鑑の中のような世界でした。シンバに会いにきたこのアフリカ大陸で、ニモにも会えるなんて思ってもいませんでした。
てか、ダハブはアフリカ大陸なのでしょうか、ユーラシア大陸なのでしょうか。

どうでもいいぜ、そんな事柄!シーサイドジェットシティー、それが僕のダハブのイメージになりそうです。